みがまえるよりはやく

にしのさんによる日々のつれづれ

作者は?
札幌に住む、アラサー主婦、にしのさんです。
家族は教育関係の夫、にしのくんと、まっくす(長男)
ちーちゃん(長女)の4人です。

このブログは
にしのさんによる。女子アイドル(眉村ちあき)
パソコン(プログラミング DTM)ゲーム(信長の野望・三国志)
将棋が大好き(アマ3段、山崎先生推し)な、ちょっと変わったオバハンがお送りする。
育児とつれづれなるブログです。

「にしのくえすと2」もよろしく!
こちらになります。http://www.nsnq.tech
※「みがまえる」は不定期更新です。「にしの」は隔日更新中です。ぜひ。


バースデイ

出産の記録を書く。

痛い表現もあるかもなので、そういうのが苦手な人
は回れ右。

とはいえ、ソフトな部類かとも思うけど。
あと、長いよ。

経過観察で予定日まで入院することになった。
入院して予定日をすぎて、まだ生まれる兆候はなく。
検診の日。

医者「うん、明日の朝までに陣痛なかったら促進剤
   打ちましょうね。」

私 「う・・・っ!」
医者「どしました?」

陣痛きた。

よっぽど注射が嫌だったんだな、息子よ。

陣痛は噂に違わぬ痛さだった。男性にも分かるよう
に説明するのは、確かに不可能だ。

「呼吸ができなくなるくらい痛い生理」

このくらいの表現しかできない。

痛さには個人差があるし、こう書くと叩かれそうな
気もするけど。正直な話。

「痛いっていっても、想定を超えるものではない」

そんなことを思った。想像はね、経験したことのな
いほどのもの凄い痛さかと思ったのよ。でも、これ
はたしかに痛いけど経験の範囲内かも。

ただ、その痛さが連続してくることがヤバイのであ
って。単体の痛さは想定内。

「うーん、これは第2子もいけるな」

まだ生まれていないのに、そんなことを考えてしま
った。うめき声を出しながら。

約半日が経過

医者「うん。旦那さんいる?お子さんの調子も良く
   ないんで、帝王切開も視野に入れていきます。」

その瞬間、ぐりぐりぐりーって回転し始める息子。

看護師さん「あら、この子上手にでてくるわー」

よっぽど手術が嫌だったんだな。息子よ。

息子は生まれたとき、ふてくされてたのか。泣かな
かったのでお医者さんにものすごい勢いでビンタさ
れてた(笑 で、泣いた。ざまあ・・・。

出産そのものは、そんなわけで疲れたけれど思って
いたより大丈夫だった。

個人的には会陰切開やら、後産のほうが強烈に痛か
ったし。出産後の授乳で子宮がぐーっと収縮するほ
うが辛かった。痛み止めなしでは眠れないくらい。

とにかくだ、人間の体って。女の体ってスゴイな。

チXコも入るし(下品)赤ちゃんもでてくる。いや
あ、よくできておる。小学生の私に聞かせたら卒倒
すると思う。

これから出産を迎える皆さん。リラックスしていこ
う。人類の進化というのは、医療の進化というのは
すばらしいものだ。

ヘタレな私ですら、なんとかなった。瞬間瞬間は辛
いけど、なんとかすぎるもんだよ。

あと、めっちゃ子どもは可愛いよ。

「私の遺伝子は残った。もう死んでもいい」って思
うし、自分の命に変えても守ってあげたい存在って
あるんだとおもった。夫には抱かない感情だな。
(いや、夫は嫌いじゃないぜ)

あとね。

結婚式で義理母が泣いてたとき。
「嫁をもらうのに泣くんかい。謎だなあ」と思った
けど。

気持ち、わかるなあ(笑 いまなら。絶対に手放し
たくないなあ。私の手を離れるまで楽しませてもら
おうと思っておる。

産後、子どもはとっても元気。でも、私はいつも眠
い。いつもだるい。そうだなあ、治らない二日酔い
みてえだ。あと、めっちゃ痩せた。

家事は義理母、母、兄嫁たちがどんどん来てくれる
ので助かる。奴ら、ラインでグループ作ってローテ
してくる。あなどれない。

きっと、私もそうやって生まれて育ってきた。

人は一人で生きているのではない。
人は一人で育つのではない。

親になって初めてわかった。自分の人生が自分のた
めであるかのような。そんな思いは勘違いであった。

あらゆることにひたすら感謝。これをお読みくださ
っている皆様も、それを形作っている一人です。

ありがとうございます。